カネヤマシンドローム

チャイムの音がしたので玄関を開けると若い女の子が立っています！
もしかしてファンがお見舞い！？
「私…カネヤマさんが病気だって聞いたから…」
「ど…どこで聞いたんだ！？」
「私はカネヤマさんのことならなんでも判るの…」
「え！？」
「今…溜まってるでしょ…？」
「え！？」
「私で良かったら…ア・ゲ・ル…♪」

そんなことを妄想していると女の子が口を開いた。
「アフリカの恵まれない子供たちの為に…」
「ごめん…体調崩して寝込んでるから…」
来る日を選んでもらいたいものです。
その後薬も無事届き早速飲んで眠りにつきました。
少し落ち着いたのかもう自分のうなされる声で目が覚めることもなくなりました。
目が覚めては少し食べたり飲んだりの繰り返し。
固形物を食べていないのでうんこはほとんど出ませんが、たまにペースト状のうんこが出ます。
色はパステル風のやまぶき色と言ったらいいでしょうか。
こんな色のうんこ見たことありません。
ちょっと得した気分です。

実はノロ君の治療法はなく、ほっといても24～60時間で勝手に治るのだそうです。
その計算で行くと次の日、日曜の朝には治るはずです。
ところが深夜目が覚めると空腹なのに胃がムカムカします。
その様子からまだ治りそうにないと思い、シンちゃんは絶望感に包まれました。
シンちゃんは一人寂しくこのまま死んで行くのでしょうか？
ああ可哀相なシンちゃん。
アフリカの恵まれない子供たちも可哀相ですが、シンちゃんも負けず劣らず可哀相です。
誰か…可哀相なシンちゃんに愛の手を！

100万円がいいな♪

そして朝を迎えると体調はほぼ回復していました。
大体60時間ぴったりです。

そして3日経った今日、まだ胃の具合が本調子ではないのすが固形物も食べられるようになりました。
シンちゃんは見事復活したのです！

でも誰か100万円恵んで下さい！