カネヤマシンドローム

Amazonでは数点在庫があったかと思うと、またすぐに品切れになるという、よく判らない状況です。
当然ランキングは下降しています。
でもAmazonがそんな状況だからかどうか、他のネット書店でのランキングは上がっております。
果たして「聖・姦獄学園」はどこまで売れるのでしょう？

僕の作画作業はネーム以外はデジタルです。
ハードはMac、ソフトはコミスタです。
今回はその作業過程を紹介しましょう。

まずはネーム作成。
実は一番嫌いな作業です。
コマ割り、フキダシの台詞なんかは良いのですが、絵を入れるのが辛くて辛くて…。
一番頭を使う作業なので、脳みそがウニになりそうです。
で、たいてい編集からの直しが入ります。
ひどい時は、ほぼ全編ネーム切り直しとかありますから、毎回泣きそうになりながらネームを切ってます。

そうやって泣きながら切ったネームを、Macに取り込んだのが以下の画像です。






これを元に下描き。





このページにはほとんどありませんが擬音などを入れ、そして背景ペン入れです。





次にキャラのペン入れをして、アシスタントに回します。





前にもブログで書きましたが、僕のアシさんは北海道に住んでいます。
でもメールであっという間にアシさんの元へ。
デジタルだからこそできることで、アナログで作業してたら香川なんて田舎ですから、アシスタントできる人なんてそうそういません。
１０年前には考えられない環境です。

そしてアシさんがトーンを入れて返送して来た原稿に、細かい仕上げを加えて完成です。






所要時間は1ページ5時間くらい？
校舎とか手のかかる背景や、人が多いシーンだともっと時間はかかります。
逆に顔のアップばかりだとすごく楽です。
なので顔のアップばかりの漫画が描きたいです。

だめですか…？

お陰さまで、昨日「聖・姦獄学園」が無事発売されました。
にも拘らず、Amazonではもうすでに品切れです。
どうせあんまり売れないだろうからと、そんなに数仕入れなかったに違いありません。
子供の頃にはアマゾン大好きで、よく「ア～マ～ゾ～ン」って変身ポーズを真似てたのに、なにこの仕打ちw
取り次ぎを通してたら、多分再入荷は週明けでしょう。
というか、香川じゃまだ本屋に入荷してないそうです…。
田舎はたいてい1日遅れで発売されるのですが、発売日が金曜だと休みを挟んでしまい、必然的に週明け発売になってしまいます。
もしかしたらAmazonもそんな状況になってしまいかねませんので、DMM通販のリンクを貼っておきます。

こちら

DMMも送料無料で、今の所24時間以内の発送です。
ただDMMは倉庫が石川県にあるので、住んでる場所によっては到着までに多少日にちがかかるかもしれませんので、そこのところご了承下さいませ。

さて、もしかしたらもう購入済みの方もいるかもしれません。
お買い上げありがとうございます！
もう全員にサインしたいくらいです!!
「聖・姦獄学園」はいかがでしたでしょうか？
感想は…

良い感想以外は凹むのであまり聞きたくありません！

カバーを外すと解説コーナーがあるのですが、実はひとつ書き忘れてました。
なのでここで補足しておきます。
今発売中のXOにも掲載されている第2話ですが、エロシーンの繋ぎの不自然なところがありませんでした？
特にあにゃるにおにんにんを入れた後の優里奈の反応とか。
これはビデオを編集しているという設定からくるものです。
優里奈が能動的に楽しんで見えるのも、悪ガキ3人に言わされてたりするのを、優里奈が自ら言っているかのように編集しているわけです。
とか言いつつ、優里奈が感じてしまっているのも事実ですが。

他にも補足点などあれば、ここで書いていきますので、もうしばらくお付き合い下さい…
でもそろそろネタが…w

今回お見せするのは、毎回カラーで描いたトビラのラフです。
当然1枚だけのラフで編集からのOKが出るはずはないので、毎回複数枚ラフを提出しています。
まるで子供の宿題みたい…。

以下が「聖・姦獄学園」1話のトビララフです。









この中から（B）が選ばれ、「キャラの全身が入るように」とか「バックに姦獄学園のマークを入れるように」などの指示があり、完成したのが以下です。




2話以降も同じような感じで、複数毎ラフを描き、その中から良いのを選んで原稿に取りかかるという作業でした。
ちなみに、下描きから完成までは約2日くらいでしょうか。

没になったラフの中にも良いのがある場合もあります。
そういう没ラフは、どこかでまた使えないかとストックしておくのですが、1話で没になった（D）は見事単行本表紙として復活しました。




これが完成原稿だったのですが、表紙に加工される時にデザインが変更になり…





こんな風になりました。


そんな感じで、いよいよ明日「聖・姦獄学園」発売です。
気になった方は、お買い上げよろしくお願いします。

販促キャンペーンはもう少し続ける予定ですw

Amazon嫌いの僕が、なぜAmazonにリンクを貼っているのか？
疑問に思っている方もいるかもしれませんし、いないかもしれません。
どっちでもいいですよね。
一応説明しておきますと、Amazonは売り上げ（予約）ランキングが出るのです。
そこで、ブログの更新と「聖・姦獄学園」の予約の変化を観察しているわけです。
ブログの更新とランキンングアップの関連性が見られると、ブログの宣伝効果が立証されるのです。
今の所、よく判んないですけどね。

今回は、「聖・姦獄学園」の初期キャラデザインをお披露目します。

まずは、主な登場人物のキャラ表です。





微妙にデザインが変わったキャラもいれば、手前右端の女の子は登場していなかったりします。
全10話では登場させる余裕がありませんでしたw
でも、この娘はそのうちどこかで登場するかも…!?



次に、主人公の美河優里奈です。





この時の名前は「御美川優里奈」でした。
制服も微妙に違います。



一番大きく変わったのが所長の来島義人。






編集者の提案でオールバックの丸眼鏡に変わりました。




丸眼鏡とか面倒で描きたくないのに…orz



他にも「聖・姦獄学園」では描きたくないものをいっぱい描きました。
校舎とか、教室とか、水責めマシンとか…。
泣きそうになりながら描いてました。
その苦しみからようやく解放され、今はホントにほっとしてますw

先日から、DMM.comで「聖・姦獄学園」10話が配信されてますね。
最終話です。
当初8話完結の予定でしたが、全10話になってしまいました。
それはなぜかと問うならば…

8話じゃ話がまとまらなかったからですw

長くなった分、1冊の単行本に全話を納めることができず、今回の単行本は8話までの上巻という扱いになります。
とうわけで今回の単行本を買うと、次巻も買わなければならないという宿命がついてくるのです。
ああ、おそろしや…。

今回はタイトルについてです。
僕はタイトルをつけるのが、すごい苦手です。
読み切りのタイトルも、毎回ない知恵絞り出して考えます。
「聖・姦獄学園」の時は、知恵熱出しながらいくつかの案を出しました。

・恥獄のプリズンガール
・淫獄聖少女学園
・聖少女学園牢
・姦獄乙女学園
・罪と罰の姦獄乙女
・堕天使たちの姦獄
・恥辱の乙女牢

これが限界でした…orz

これらの候補を編集に見せ、「聖・姦獄学園」というタイトルに決まったのです。

「聖・姦獄学園」は近未来の青少年矯正施設が舞台です。
重罪を犯した少年少女の更正を目的とし設立されたのが「少年少女特別矯正教導施設」…
またの名を「聖・姦獄学園」！

ちょっとかっこいいじゃないですか。

でも3話で、少年少女特別矯正教導施設の所長・来島が
「ようこそ！聖・姦獄学園へ!!」
って言っちゃうのはどうかとw
ココへ来たら、みんな犯られちゃうぜ！みたいでwww

本編では出て来ませんが、もちろん男子も犯られるはずですwwwww



どうでもいいですけど、Tumblr始めました。
エロカワ画像中心です。
お暇な方はお立ち寄り下さいマセ。

いつもより早いペースでの更新ですが、もちろん「聖・姦獄学園」販売促進キャンペーンですw

「聖・姦獄学園」はDMM.comで連載された作品ですが、この話を最初に頂いたのは、もう1年以上前です。
最初はどういうものが描きたいか？原作付きではあるものの、その希望に添った内容にするとのお話でした。
そこで簡単なプロットを3本ほど用意しました。

1本目は、「聖・姦獄学園」の元になった女囚もの。
とはいっても、内容は「聖・姦獄学園」とは全く違うものでした。
攫われて来た女の子たちがいきなりリングで戦わされ、そこでの友情や裏切り…みたいなプロットで、ベースが女囚ものなので、オーソドックスな姦獄ものに変化したような…そんな感じだったかと思います。

2本目は、宗教団体の生け贄にされる人妻もの。
映画「ローズマリーの赤ちゃん」がベースになっていて、新婚夫婦が越して来たマンションの住人が、夫婦以外全員邪教集団のメンバーで、新妻が生け贄にされるっていう内容でした。

3本目は…

忘れちゃいましたorz

資料探したんですけど、見つかりませんでした…。
おっかしいなぁ…。

3本のプロットを出して、すぐに女囚ものに決まり。それから参考までに「女囚さそりシリーズ」を立て続けに観たのですが…
あんまり役に立ってませんね…w

間もなく9月25日です。
9月25日と言えば「聖・姦獄学園」単行本の発売日です。
僕にとっては2冊目、約5年振りの単行本になります。
しかも陵辱系のハードかつシリアスな内容として、初の単行本になります。

昔から陵辱ものを描きたかったのですが、仕事をしていた雑誌のカラーや僕の力量不足で、なかなか実現できませんでした。
その夢がようやく叶ったわけです。

今回の「聖・姦獄学園」は原作付きです。
XOで描いてる読み切りなどのオリジナルものは、興が乗ってくると暴力的になりすぎて、時々編集に「やりすぎです」とダメ出しが入ってしまうくらい、放っておくと酷い内容になってしまいます。
そういう意味では原作付きは多少セーブされた、大衆受けするヌキ物件となっているのではなかろうかと推測しています。
とはいえ、エロシーンは僕の方におまかせだったりもしますので、「聖・姦獄学園」でもやっぱり「やりすぎです」ってダメ出しされちゃいましたけどw。
少なくとも、XOに掲載された「少女仕掛けの館」や「身代わりの徒花」みたいに、アンケート結果が「良い」「悪い」パックリ別れるような癖の強いものにはなっていないはずです。
良くも悪くも、多くに人に受け入れられやすい、普通に酷い内容かと思いますw
DMMでのDL販売も好調なので、多分そうでしょう。

でもやっぱり普通に人には勧められませんよねぇ…。
前回の単行本はエロコメだったので、父親にも1冊プレゼントしましたが（この時点で少々おかしいですが）、今回はどうしようか悩んでしまいます。
普通に酷い内容ですしw
間違っても母親にはプレゼントできません。
でも妹は大丈夫ですw
原稿のテキスト打ちを手伝って貰いましたが、結構続きが気になってたみたいですし。
よし、妹には買わそう！
陵辱ものを排斥してるはずのAmazonでも、なぜか現在予約受付中ですし。
でも、作者名が入ってないのはなぜ…？

そんな感じで「聖・姦獄学園」よろしくです。

やっとエヴァ破を観て参りました。
8月22日からようやく高松でも公開となったわけですが、こんなに待たされたんだから、当然普通に観に行くわけがありません。
この日のために、水面下で色々画作して、招待券をゲット。
タダで観に行ってやりましたよ！
さらに、劇場のスタンプカードがいっぱいになっていたので、通常1000円するパンフも500円割引でゲット！
ウラミハラサデオクベキカ！

さて、映画の方ですが、すごいすごいと噂には聞いてましたが、ホントにすごかった！
期待を上回る出来で、後半「そこまでやっちゃう!?」と口あんぐりでした。

実はついこの間、「愛のむきだし」っていう映画をDVDで観たのですが、これがむちゃくちゃ面白かった！
近年稀に見る素晴らしい映画体験で、数日頭の中を「愛のむきだし」に支配されてました。
なのでこの「愛のむきだし」よりは劣るだろうと思ってたのですが…

私が間違ってました！
タダで観たのが申し訳ないくらい、エヴァ破も素晴らしかったです！
とはいえ、これが言葉でどうこう説明できないのです。
ネットのレビューなんかでよく書かれてる「とにかく観ろ」ってのが、すごくよく判る。
なんか、エヴァがバーンってダーンッってパクッてグサッてもうすごいの！
そんな感じの小学生並みの感想しか出て来ないw
ま、言葉で説明できることなら映画にする必要はないわけで、そう言う意味で「とにかく観ろ」ってのは良い評価であります。
もちろん「愛のむきだし」も「とにかく観ろ」です。

時間があったらまた観に行きたいなぁ…。

数年後のエヴァQは、高松も遅れずに上映して下さいよ！
でないと、またタダで観ちゃいますから！