尻アタック
平和で美しいカネヤマ共和国、その南に位置する二つの小高い丘に突如異変が生じた。
通称「尻」と呼ばれるその丘に恐ろしい細菌部隊が侵入したのだ。
細菌部隊の「尻アタック」によりシンメトリカルで愛らしいその丘の中央に、いびつで歪んだ隆起が発生し、美しい景観は破壊された。
美しい「尻」をことのほか愛するカネヤマ共和国国王シンちゃんは、その事実を知り緊急指令を発した。
「ほげ~」
その命令を受け、「ドクター」と呼ばれる対細菌専門家が用意したのは対細菌部隊「抗生剤兵」。
すぐさま「抗生剤兵」は増殖を続ける細菌部隊と交戦するため「尻」へと派兵された。
「尻」内部で繰り広げられる細菌部隊と「抗生剤兵」の熾烈な戦い。
「抗生剤兵」は細菌部隊の「尻アタック」を阻止するべく、容赦なく細菌共を血祭りに上げて行く。
しかし、その一方で細菌部隊は着実に増殖を続けていくのだ。
倒しても倒しても細菌部隊の数は減るどころか増えていく…。
増殖すればするだけ「尻アタック」の度合いも激しさを増す。
明らかに「抗生剤兵」にとって不利な戦況だ。
そして
芳しくない「尻」での戦況に、シンちゃん国王は熱を出して寝込んでしまった。
恐ろしい「尻熱」である。
それでも、たとえ不利であろうと「抗生剤兵」は果敢に細菌部隊と戦った。
その戦いが丸一昼夜続いた時、熱に犯されながらシンちゃん国王はある決断を下した。
「はひ~」
シンちゃん国王が決断したその作戦とは
「ドクター」による直接的な「尻アタック」。
まさに「目には目を」、「尻アタック」には「尻アタック」をだ。
すぐさま「ドクター」へ「尻アタック」の依頼が手配された。
「ドクター」は休日で不在だったにも関わらず、シンちゃん国王の頼みならばと緊急に駆けつけたのだ。
天は我に味方した。
「ドクター」の最初の「尻アタック」は針による「尻」への「麻酔剤」投与。
これにより後の本格的な「尻アタック」で生じる「尻」へのダメージを軽減するのである。
しかし針による「尻アタック」もやはり「尻アタック」、多少のダメージを「尻」に与える。
針が「尻」刺さり「麻酔剤」が投与される数十秒の間、「尻」はわななき震えた。
そして本格的な「尻アタック」だ。
これは「メス」と呼ばれる兵器が使用される。
この「メス」を使い「尻」に穴を穿つことで、「尻」内部で増殖した細菌部隊を外界に引きずり出すのだ。
細菌部隊の弱点は外気、外気に触れた細菌部隊は一気に死滅する。
「尻」にダメージを与えるものの、細菌部隊を一網打尽にするのはこの方法が最適なのだ。
「メス」による「尻アタック」が開始された。
先に投与された「麻酔剤」のお陰で「尻」に大きなダメージはない。
しかし、「尻」の奥深くに潜伏する細菌部隊を外界に引きずり出すために、「ドクター」は「絞り出し」という「尻アタック」を開始した。
この「尻アタック」が「尻」に与える影響は大きい。
それは「尻」のみならず、遠く離れたカネヤマ共和国の北に位置する「目」という歓楽街で、突如雨が降り出すという結果をもたらした。
カネヤマ共和国に起こる天変地異。
苦渋の決断とはいえ、自ら招いたその結果を目の当たりにしたシンちゃん国王は嘆きの言葉をつぶやいた。
「はにゅうぅっ…」
喜ぶべき事にシンちゃん国王の嘆きは数分後に一転した。
「ドクター」による「尻アタック」で細菌部隊は壊滅状態に追い込まれたのだ。
少なからず生き残った細菌部隊も数日中に「抗生剤兵」に一掃されるだろう。
カネヤマ共和国に平和が戻ったのだ。
残念な事に愛らしい二つの丘「尻」には生々しい戦いの傷跡が残ってしまった。
しかしこの傷も時が経てば消えるだろう。
争いの痕跡は跡形なく消え、美しい双子の隆起が人々の目を魅了する日は、そう遠くない未来にやって来る筈だ。
そう信じ、シンちゃん国王は「尻」に沈む夕日を見つめるのだった。
通称「尻」と呼ばれるその丘に恐ろしい細菌部隊が侵入したのだ。
細菌部隊の「尻アタック」によりシンメトリカルで愛らしいその丘の中央に、いびつで歪んだ隆起が発生し、美しい景観は破壊された。
美しい「尻」をことのほか愛するカネヤマ共和国国王シンちゃんは、その事実を知り緊急指令を発した。
「ほげ~」
その命令を受け、「ドクター」と呼ばれる対細菌専門家が用意したのは対細菌部隊「抗生剤兵」。
すぐさま「抗生剤兵」は増殖を続ける細菌部隊と交戦するため「尻」へと派兵された。
「尻」内部で繰り広げられる細菌部隊と「抗生剤兵」の熾烈な戦い。
「抗生剤兵」は細菌部隊の「尻アタック」を阻止するべく、容赦なく細菌共を血祭りに上げて行く。
しかし、その一方で細菌部隊は着実に増殖を続けていくのだ。
倒しても倒しても細菌部隊の数は減るどころか増えていく…。
増殖すればするだけ「尻アタック」の度合いも激しさを増す。
明らかに「抗生剤兵」にとって不利な戦況だ。
そして
芳しくない「尻」での戦況に、シンちゃん国王は熱を出して寝込んでしまった。
恐ろしい「尻熱」である。
それでも、たとえ不利であろうと「抗生剤兵」は果敢に細菌部隊と戦った。
その戦いが丸一昼夜続いた時、熱に犯されながらシンちゃん国王はある決断を下した。
「はひ~」
シンちゃん国王が決断したその作戦とは
「ドクター」による直接的な「尻アタック」。
まさに「目には目を」、「尻アタック」には「尻アタック」をだ。
すぐさま「ドクター」へ「尻アタック」の依頼が手配された。
「ドクター」は休日で不在だったにも関わらず、シンちゃん国王の頼みならばと緊急に駆けつけたのだ。
天は我に味方した。
「ドクター」の最初の「尻アタック」は針による「尻」への「麻酔剤」投与。
これにより後の本格的な「尻アタック」で生じる「尻」へのダメージを軽減するのである。
しかし針による「尻アタック」もやはり「尻アタック」、多少のダメージを「尻」に与える。
針が「尻」刺さり「麻酔剤」が投与される数十秒の間、「尻」はわななき震えた。
そして本格的な「尻アタック」だ。
これは「メス」と呼ばれる兵器が使用される。
この「メス」を使い「尻」に穴を穿つことで、「尻」内部で増殖した細菌部隊を外界に引きずり出すのだ。
細菌部隊の弱点は外気、外気に触れた細菌部隊は一気に死滅する。
「尻」にダメージを与えるものの、細菌部隊を一網打尽にするのはこの方法が最適なのだ。
「メス」による「尻アタック」が開始された。
先に投与された「麻酔剤」のお陰で「尻」に大きなダメージはない。
しかし、「尻」の奥深くに潜伏する細菌部隊を外界に引きずり出すために、「ドクター」は「絞り出し」という「尻アタック」を開始した。
この「尻アタック」が「尻」に与える影響は大きい。
それは「尻」のみならず、遠く離れたカネヤマ共和国の北に位置する「目」という歓楽街で、突如雨が降り出すという結果をもたらした。
カネヤマ共和国に起こる天変地異。
苦渋の決断とはいえ、自ら招いたその結果を目の当たりにしたシンちゃん国王は嘆きの言葉をつぶやいた。
「はにゅうぅっ…」
喜ぶべき事にシンちゃん国王の嘆きは数分後に一転した。
「ドクター」による「尻アタック」で細菌部隊は壊滅状態に追い込まれたのだ。
少なからず生き残った細菌部隊も数日中に「抗生剤兵」に一掃されるだろう。
カネヤマ共和国に平和が戻ったのだ。
残念な事に愛らしい二つの丘「尻」には生々しい戦いの傷跡が残ってしまった。
しかしこの傷も時が経てば消えるだろう。
争いの痕跡は跡形なく消え、美しい双子の隆起が人々の目を魅了する日は、そう遠くない未来にやって来る筈だ。
そう信じ、シンちゃん国王は「尻」に沈む夕日を見つめるのだった。
コメントの投稿
最高!
アハハハハハハハハハハハハハハ!最高です!
コメントが出来ません!
(*◎艸◎)
コメントが出来ません!
(*◎艸◎)
太陽さん
おかげさまで本日治療は終了しました♪
やっと風呂に入れる(o^∇^o)
やっと風呂に入れる(o^∇^o)