カネヤマシンドローム

最近DVD付きのエロ本が増えてきました。
雑誌の売り上げを延ばすためリニューアルを兼ねてDVDを付けるわけです。
すると他の雑誌もDVDを付けなきゃ売れないってことになって安易にDVD付きにリニューアル、そういった経緯でDVD付きエロ本が増えてきました。
逆説的に言うと雑誌が売れないからDVDを付ける訳ですが、どれもこれもDVD付きになると結局お互いの足の引っ張り合いにしかなりません。
それに書店売りのせいか、今時これはないだろう！？ってくらいモザイクがデカかったりもします。
またDVDのおかげで記事ページが削減され、作家やライターの仕事が減ってしまいます。
てか減りました。

最近送られて来る見本誌にもDVD付きが増えてきました。
ほとんどのDVDが封も開けられずに雑誌に挟まれたままです。
これ…雑誌をゴミに出す時いちいち分けなきゃなんないんですよね？
めんどうです。

そこでどんなDVDがついていたら重宝するかを考えてみました。

まず今現在のでっかいモザイクでは逆に興ざめですので、いっそのことモザイクをなくしてしまいます。
もちろんモロはダメですので、そうなってくると描けるものも限られてきます。
おっぱいとお尻しか出せません。
しかしそれでは明らかにエロスが足りません。
エロ本のおまけなんですからエロスは必須です。
おっぱいとお尻だけでエロスを醸し出すに必要なのでドラマです。
見るものが引き込まれるドラマがあるとおっぱいやお尻だけでもエロスを描くことが可能でしょう。
しかし、役者を雇って新たにドラマを制作する程の予算はありません。
「土曜ワイド劇場・明智小五郎シリーズ」の権利を買い取り、おまけDVDとして付けてくれたら1000円でも僕は買いますが、それでも予算的に難しいでしょう。
早くもドラマは無理との結論がでてしまいました。

おっぱいとお尻しか描けませんので、思い切っておっぱい…というより3時間くらい乳首をクリクリするDVDはどうでしょう？
これはかなり良さそうですが、1本見たら充分です。
次に繋がりません。
次も見たいという求心力がなければ1本きりで終わりです。

そうなってくると重要なのが女優さんです。
毎回新たな女優さんが起用されると次のDVDも楽しみになってきます。
しかし描けるのはおっぱいとお尻だけ…
むしろおっぱいとお尻はなくても構わないでしょう。
年を取ると何か布地があった方がエロスを感じるようになってきますので、ビキニを着用してもらいましょう。
しかしただのイメージビデオ風ではやっぱりつまりません。
そこで水着美女をX字型の拘束具に固定します。
これで両手両足の自由は利きません。
おびえる水着美女の前に屈強な男が現れます。
その手には…

テッィッシュで作ったこより。

男はそのこよりを水着美女の鼻の穴へゆっくりと差し入れます。
そのくすぐったさに眉間に皺を寄せ、くしゃみが出そうで出ないその苦痛に身をよじる水着美女。
水着美女のくしゃみ拷問責め。

これはエロい！

毎回様々な水着美女が出そうで出ないくしゃみに悩まされ、苦悶の表情を浮かべ身をよじらせる…
そして時々おっぱいポロリ。
こんなDVDが付いてたら毎回見本誌が届くの楽しみなのですが…
無理？