カネヤマシンドローム

最近、版権の切れた映画DVDが書店なんかで500円で売ってるじゃないですか。
先日本屋で、その廉価版DVDの棚を眺めていたら、
「グレートハンティング」を発見！
年代の近い人は知ってるかと思いますが、
「ライオンが人を食う！」
「恐怖の人間狩り！」
などの戦慄の映像が納められ、1976年当時話題になった驚愕のドキュメンタリー映画です。
それら戦慄の映像、実はフェイクなんですけどね。
こういうヤラセドキュメンタリー映画をモンドドキュメンタリーというのですが、そんなこととはつゆ知らず、当時小学生だった僕は「グレートハンティング」の予告を見て恐怖しながらも、「すっげー！どんな映画なんだろ？」と想像を膨らませてワクワクしていたものです。
今時の携帯カチャカチャやってる子供より、ずっと子供らしい。
こういう映画を見られない（今は血が出ただけでレイティングが入りますから）、こういうワクワク体験の出来ない今の子供達は本当に可哀想だと思ったりもします。

そんな「グレートハンティング」を本屋の片隅で発見してしまったのです！
本屋にあるってことは普通に小学生でも買えるってことです。
これは非常にいい事だ。
しかも「グレートハンティング」の隣には同じくモンドドキュメンタリーの「世界女族物語」が！
この「世界女族物語」は、世界各地の女性の生態や風俗を紹介するヤラセドキュメンタリー映画。
エロで客を集めようという下心が丸見えです。
こんないかがわしいDVDを見つけてしまったら、買わないわけにはいかないじゃないですか！
この、文化不毛の地・香川で僕が買わなきゃ誰が買う！？
僕のために置いてあるようなもんだ！
その時手にしていた「この殺人がすごい！」という本と一緒に、2本のDVDを持ってレジに向かいました。
なんだ、この素敵なラインナップ。
ま、内容はショボイのが判ってますから、今はパッケージを眺めてワクワクしております。

そんなことから数日後の今日、近所の薬局の年末感謝くじ引き大会に行って来ました。
以前買い物した時に貰った3回分のくじ引き券で今年最後の運試し。
結果はハズレ２つと2等でした。
2等なんて良いのが出たのは生まれて初めてです。
2等商品は「かずのこ」。
「かずのこ」なんて食べないんですけど…。
誰か「かずのこ」要りません？