カネヤマシンドローム

相変わらず怖い話が大好きなのですが、遂に史上最恐の怖い話に出会ってしまいました。


Aさんは通勤にバスを使っているのだが、毎日彼を睨みつけるように見ている男がいる。
一体なぜなのか判らないまま無視していたのだが、ある日その男が降りるバス停でAさんも降り、問いつめた。
すると男は
「あんたの腰に黒い猿がひっついて両手で尻を掘ってるんだよ！こっちに飛びつかれそうで気持ち悪いんだよ！」
思い当たる節のあったAさんは病院へ。
Aさんの尻には肛門以外の穴がいくつか開いているのだ。
直腸に溜まった膿が破裂して吹き出し、管上の痕を残したもの。
病名は痔瘻。
Aさんはすぐさま手術をしたそうだ。


僕も尻に黒い猿がひっついてんのかなぁ！？
怖いよ～。
猿の名前は「タマミ」にしよう。


「痔瘻のひみつ」

僕の痔瘻は尻の割れ目の右側に出来ます。
割れ目に沿って上に腫れていく場合と下に腫れていく場合とあって、上に腫れるとどんどん大きくなって病院で切開するしかありません。
しかし下に腫れると、一カ所だけ何の痛みもなく針がずぶずぶと刺さる所があるので、そこに針を刺してやると、溜まった赤や黄色のカラフルでお洒落な物体がいっぱい出て来て、腫れも引いて行くのです。

「痔瘻のひみつ」終わり。